不動産業者で営業マンとして仕事をする際に、必ず必要になる資格は宅地建物取引主任士の資格ではありません。宅建士の資格を有していると、不動産業界に就職も有利になり、給料での手当てもあります。しかし、本当に必要とされている資格は【運転免許証】です。

ではなぜ、宅建士の資格ではなく、運転免許証が必要になるのか解説致します。

不動産の営業をする際に、お客様第一でご案内するからです。お客様にご来店いただく際に駅まで迎えに行く。物件に内覧しに行く。お客様をお送りする。このすべての作業で車での送迎サービスが必要になるからです。

徒歩5分圏内の物件の案内であれば、お客様と歩いて内覧することもありますがそのような物件ばかりに内覧が重なることはありません。特に夏場や冬場の内覧では、暑さ・寒さをいかに軽減できるかによりお客様の気分も変わり、契約に影響してきます。(僕のお客様がそうでした)

運転免許証を持たずに仕事をしている方も居るようですが、主にしているのは事務仕事ばかりだそうです。物件を確認し、ネットに不動産情報を流通させお客様からの反響をとる。までだそうで、そこから先は他の営業マンが対応しているとのこと。お客様にご契約を頂いてインセンティブでのはね返り大きい不動産業界ではオススメは出来ないですね。

事務員さんとしての仕事だけで雇われている方は別ですが、営業マンとして働いていくには【運転免許証】は必須になります。

宅建をとらずに不動産営業マンになるのは有です!就職してから実際に経験を活かし、資格をとることも可能ですから。